伊勢崎市立殖蓮小学校

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校長あいさつ

第41代校長
中澤 睦宏
(令和5年4月~)
 

 令和6年度は、学級数22学級、全校児童数500名でスタートしました。昨年度は創立150周年を迎える記念すべき年となり、長い歴史と伝統を重んじながら教育活動に取り組んでいます。

 日頃からの地域や保護者の皆様からの温かいお力添えに感謝し、信頼される学校づくりに向けて邁進していきたいと思います。引き続きのご支援とご協力をお願いいたします。

殖蓮小学校 学校教育方針

1 学校の教育目標

(1) 基本目標

 知・徳・体の調和がとれた、実践的で豊かな人間性を育むため、次 のように教育目標を定める。
 ① 自ら考え正しく判断し、主体的に活動できる子供の育成
(知)
 ② 自然と人間を大切にする、心豊かな子供の育成
(徳)
 ③ 健康で、何事にもねばり強く挑戦できる子供の育成
(体)

(2) 具体目標

児  童  像 具  体  的  児  童  像
① よく考える子
   (知)
 真剣に学習に励み、物事を深く考え、正しく判断でき、生涯にわたって学ぶために基礎・基本を身に付けている子
② 思いやりのある子
   (徳)
 人の喜びも自分の喜びも大事にし、優しい心をもち、相手の気持ちになって行動できる子
③ やりぬく子
   (体)
 健康に留意し、たくましい心とからだを持った、何事にもねばり強く取り組める子


2 経営方針

(1)学びをつなげる  
  児童が主体の授業づくりにより「できる喜び」「分かる楽しさ」を実感できる授業を展開する。
  児童が交流し合い、学び合う楽しさを味わわせ、学ぶ意欲を喚起する。 
   「めあて」「まとめ」「振り返り」を大事にし、学んだことや成長を実感させる。
   ・  授業と家庭学習や生活をつなぎ、生涯にわたって学び続けることのできる資質や能力を育む。
(2) 心をつなげる
  児童一人ひとりの個性を認め、心が通い合い居場所のあるあたたかい学級・学校をつくる。
  「ほめる」「認める」「励ます(見守る)」を基本とし、自己有用感を醸成し、「この学校に通いたい」「この学校を応援したい」と思える学校にする
  学校と児童の発達を支える専門家や関係機関がつながり、心豊かで健やかな成長につなげる。
  授業と家庭学習をつなぎ、生涯にわたって学び続ける姿勢を育む。
(3) 未来へつなげる
  体育授業や体育的行事集会、外遊び等で運動に親しませ、たくましい体を育成する。
  豊かな体験活動を通じて、自らの責任を果たし最後までやり抜くたくましい心を育む。
  我が故郷に誇りをもつとともに、自分の生き方や未来を創造する力を高める。
(4) 保護者や地域とつながる
  保護者へのきめ細やかな連絡や対応により、良好な関係(信頼関係)づくりを心掛ける。
  ・  対応は、「迅速」「真摯」「丁寧」に。生徒指導は「さしすせそ」を確実に行う。 さ(最悪を想定し)し(身長に)す(素早く)せ(誠意をもって)そ(組織的に)
  ・   健康や安全に関する指導と管理を徹底し、子供たちが安全安心に生活できる環境を整備する。
  ・  保護者や地域との双方向のつながりを大事にし、開かれた学校づくりを推進するとともに、子供たちの学びと成長する姿を支援(共有)する良きパートナーとしての関係を構築する。
(5) 管理職や学年につなげる
  小さなことでも一人で抱え込まず、「報告」「連絡」「相談」を徹底する。
  ・  異変や違和感を見逃さず、未然防止や迅速かつ適切な初期対応、再発防止につなげる。 
  ・  生徒指導や保護者対応、並びに公金や個人情報の扱いは複数対応とダブルチェックを徹底する。


3 本年度の努力点

(1)確かな学力向上プラン
  「わかる」「できる」「もっとやってみたい」と子供が感じる「課題をつかむ」「対話的な学び」「より考えを深める」活動を意図的且つ 計画的に取り入れた授業の実践。
  全職員で共通課題に取り組み、児童の学びの室を高める校内研修の推進
  「いせさきGIGAALスクール構想」に基づいたICTを活用した学習活動の実践。
  ・  小学校1学年から外国語活動・外国語科を英語科とし、特別な教育課程による体系的な英語教育の推進と充実。
(2)豊かな心育成プラン
  日常の生活習慣や学習規律に関する指導の徹底。(学年毎の『当たり前』具体化と周知)
  特別支援教育の考え方を基盤とする個別の支援を充実させ、個性を認め合い、高め合う態度や学び合える児童の育成。(インクルーシブ教育の推進)
  ・  様々な教育活動の中で「ほめる・認める・励ます(見守る)」支援で、子供の自己有用感を育むとともに、自分らしさを大事に自律的に行動できる児童の育成。
(3) みんなの未来創造プラン
  夢や希望をもたせる「未来力」学習講座やキャリア・パスポートの活用、地域人材との連携。
  ふるさとに誇りや愛着心をもち、地域の一員としての自覚、よりよい地域社会を創ろうとする意欲をもてる児童の育成。


4 具体的な職務等の指針

(1) 業務改善の推進
 ◎ゆとりを確保し、児童一人一人と向き合える時間を生み出すために、更なる業務改善を進める。
  児童の教育に直接関わる教職員は、心身共に健康であることが大切である。各月の時間外勤務を45時間以内(多忙期でも80時間を超えない)を意識した働き方、時間の使い方を工夫する。
  毎週水曜日は、基本的に例外なく定時「18:00」退庁とし、他の曜日も「19:00」退庁を心がけ、各自のスケジュール管理を進める。
  会議の効率化を進め、勤務時間内に終了するよう提案内容は重点化するとともに、協議事項を 明確にする。
  C4thを効果的に活用し、会議のスリム化や学級事務等に活用できる時間を生み出す工夫を進めていく。
(2)情報共有の徹底
◎管理職への報告・連絡・相談の徹底を図ると共に、全教員で必要な情報は常に共有できるシステムを構築する。
  生徒指導に関わること、保護者対応が必要になること、対外的な対応が予想されること、児童   の安全確保に関わること等、管理職が対応する必要性が考えられる事柄については、必ず遺漏なく報告をする。(時系列の記録)
(3) 日常の危機管理
◎リスクマネージメントの視点に立って、日常の中で危機管理意識を持って教育活動に当たる。 
  対外的な配布物(学年通信・各分掌からの通知等)については、事前に管理職(教頭)の確認を経てから発行し、配布後は管理職(校長・教頭)へも渡す。
  生徒指導の対応、保護者対応等、時間の経過と共に複雑化することが懸念される。初期対応が   最も重要となることを意識し、一人で抱え込まず、学年主任や管理職への報告・連絡・相談を徹底する。
(4) 信頼される教師・学校
◎服務規律を確保し、地域、保護者、児童から信頼される学校づくりを推進する。
  教育公務員としての自覚と責任をもち、児童・保護者・地域関係者への言動には細心の注意を払う。
  保護者との情報交換は密に行う。生徒指導時だけでなく、称賛に値する行動等は積極的に連絡するなど、保護者との良好な関係を構築する。
(5) 明るく風通しのよい学校・職場づくりを推進
  全職員が心身ともに健康で,明るく笑顔で働ける楽しい学校づくりに努める。
  職員間で,何でも気軽に相談でき,率直に指摘し合える人間関係・雰囲気づくりに努める。
  自己研鑚に努める共に,同僚性やOJTの効果を高め,やりがいのある職員集団に努める。
  児童や職員が笑顔で会話ができ,誰もが楽しく伸び伸びと生活できる学校づくりに努める。

 

沿革

明治6.11.2 上植木村正観寺を仮校舎として、樹(うえき)小学校を創設(1873)
明治7.10.4 下植木村中里の天増寺を仮校舎として、粕川小学校を創設
明治20.3.15 樹小学校・粕川小学校を合併(19.4.1)した後、植木尋常小学校と改称
明治23.4.7 植木尋常小学校と小保方尋常小学校の分教場播智須学校を統合して、殖蓮尋常小学校と改称 (町村制により殖蓮村22.4.1)
明治35.4.4 高等科を併設し、殖蓮尋常高等小学校と改称
大正12 3大字14小字をあらわした校章を制定
昭和15.9.13 伊勢崎市殖蓮尋常高等小学校と改称 (殖蓮村・茂呂村は伊勢崎町と合併し伊勢崎市となる)
昭和16.4 伊勢崎市殖蓮国民学校と改称
昭和22.2 殖蓮国民学校後援会を創立
昭和23.2.5 殖蓮国民学校後援会を解散し、殖蓮小中学校PTAを創立
昭和25 殖蓮小中学校PTAを校種別に独立
昭和31 殖蓮体育後援会を結成。小・中学校・青年団に優勝旗を寄贈
昭和42.5.22 体育館落成
昭和43.8.1 プール完成
昭和44.8.25 両毛線に跨線歩道橋を設置、渡り初め
昭和46.4 全教室にテレビを設置
昭和48.11.2 創立百周年記念式を学校とPTAで実施
昭和53.8.20 殖蓮第二小学校へ移転(分離)
昭和59.7 現南校舎改築
昭和61.3 現北校舎改築
平成1.8.20 野外教室設置
平成6. 跨線橋延長工事
平成12.10 コンピュータ教室設備工事完了
平成14.3 殖蓮小学校Webページスタート
平成17.4 プール完成
平成17.7 八角形礎石建物跡が発見される
平成18.11 体育館完成
平成22.1 南校舎東側側面修理
平成23.3 旧体育館解体、来賓用駐車場完成
平成23.8 第一音楽室床修繕
平成24.8 各教室にエアコン設置


校章

大正12年に制定された校章
当時本校教諭であった前殖蓮公民館長、川端門太郎氏の発想により、早稲田大学を卒業して奉職した野村一雄氏が図案化したもの。
 中央の3区分は、上植木、下植木、八寸の三大字を、周囲の14の三角は、一区から十四区まであった小字を示し、全体を平和の蓮の花の形にまとめ、中に発展の「殖」を位置させたものである。(殖小百年記念誌より)


校歌

校 歌  作詞 校歌作成委員会
作曲 森 良達
 
朝日かがやく 校庭に
のびる力の
きみとぼく
元気あふれる 殖小で
さあきたえよう
きょうもまた
つよい大きな 松の木に
負けずにはげむ
きみとぼく
長い歴史を 受けついで
さあ学ぼうよ
胸はって
赤城の山の おおしさに
もえる希望の
きみとぼく
あしたをきずく 殖小で
さあすすもうよ
肩組んで
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