今年度より、この伝統ある名和小学校に赴任することになりました、校長の今井淳と申します。よろしくお願いいたします。

本校の学校教育目標は、「心ゆたかに　たくましく　未来をひらく　児童の育成」です。心を鍛え、体を鍛え、予測不能な未来をたくましく生き抜く児童を育てるために、全教職員、全力で取り組んでまいりたいと思います。

さて、教職員には、初日の職員会議の中で「児童はもちろん、誰からも『尊敬』され『感謝』されるような教師になりましょう！」と話しました。もちろん、校長である自分自身を含めてのことです。

昨今、残念ながら教師による不祥事等が少なからず発生しており、教師や学校に対する信頼が揺らいでしまっている状況です。また、教師という職業がいわゆる「ブラック」と呼ばれ、教職を目指す学生の数や教員採用試験を受ける学生の数も減ってきてしまっています。

そんな状況に対し、われわれ教師は、「教師という職業の本当の素晴らしさ」を改めてかみしめるとともに、それを発信して行かなければならないと思います。そのためには、われわれ教師自身が「児童だけでなく、誰からも『尊敬』され「感謝」されるような教師」になる必要があると思うのです。

もちろん、それは簡単なことではありません。目標に向かって、地道に、あきらめることなく、日々努力することが必要です。

子どもたちから「先生ってすごい！」「先生ありがとう！」と言われ、さらには「私も将来、○○先生のような教師になりたい！」と思われるような教師を目指し、全教職員一丸となって取り組んで行きたいと思います。みなさまのご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

名和小学校長　今井　淳