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Isesaki Misato Elementary School

〒372-0001 伊勢崎市波志江町1620番地TEL.0270-25-4442
FAX.0270-25-4529

アクセス

校長あいさつ

   

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 このたびは、伊勢崎市立三郷小学校ホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。
     
校長の 小 野 義 孝 でございます。

 令和6年度の三郷小学校は、児童数675名、教職員数57名、29学級でスタートいたしました。 明治7年2月28日の開校以来、本年度で151周年(152年目)を迎える歴史と伝統のある学校であります。
 本校は伊勢崎市北部の三郷地区に位置し、豊かに広がる田畑と静かな住宅街にあります。
 「三郷」の由来は、明治22年の町村制施行により、波志江村、安堀村、太田村の3村が合併し佐位郡三郷村が成立したことにあります。
 校舎の窓からは、上毛三山のひとつである雄大な赤城山を北に望むことができます。南を望めば、利根川水系の一級河川である広瀬川がゆったり流れ、 東には主は大ナマズだと語り継がれる波志江沼が満々と水を湛えており、近くには伊勢崎市のシンボルの一つでもある華蔵寺公園の大観覧車が一際目を引きます。 西には群馬県指定重要文化財であるお富士山古墳があります。お富士山古墳に使用された長持形石棺は、その形状等から当地と畿内との強いつながりがうかがえるところでもあります。
 波志江町にある愛宕神社では節目の年の10月中頃、波志江祇園祭り(伊勢崎市重要有形民俗文化財指定)が開かれ、波志江町内各地区から江戸末期・明治初期に作られた屋台10基が集まり、 人々の健康を祈願しています。大胡県道を北から南から屋台が愛宕神社を目指し、にぎやかなお囃子とともに祭りは大いににぎわい、三郷の風物詩ともなっています。 屋台の精巧で美しい彫刻は見る者を魅了してやみません。また、近くにはそば畑がたくさんあり、透き通る秋の空に一面の白い花が映えてこれまたとても見事です。
 このようなすばらしい環境の中、保護者の皆様方そして地域の皆様方が手塩にかけて育ててこられたお子様と、一緒に学べるご縁に感謝しかございません。
 その昔、笠間藩の儒学者である加藤桜老が「伊勢崎の地三里を過ぎざるに、七つの学堂を見る。文教の盛んなる、この地を於いて無し」と手紙に記しているように、 伊勢崎には藩士の教育のための「藩校」とは別に、庶民が学ぶための学校である「郷学」が当時の水戸と並んで全国でも最も多く設置されていました。 その七つのうちの二つ「会輔堂」(安堀村)と「正心堂」(太田村)は本校区内にありました。まさに「村を挙げて」(地域が一体となって)教育に取り組む高い意識とプライドが、 何百年の時を経ても脈々と本校区内には引き継がれ現在に至っております。

 さて、学校教育目標ですが、「自分をみがく三郷の子 未来へ 世界へ」です。 具体的に目指す児童像で申しますと、
○得意なものがもてる子・・・知識・技能を生かして考え表現することのできる子
○相手の立場に立って行動できる子・・・自己有用感に重きを置いた自尊感情が高く、まわりの人たちやふるさとのよさに気づき、大切にできる子
○自分の責任がはたせる子・・・心身ともにたくましく、最後までやり通すことのできる子

となります。

 教職員一同、子どもたちの健やかな成長のために、精一杯教育活動に取り組んでまいります。
 保護者の皆様方、地域の皆様方におかれましては、どうか本校の教育活動にご理解をいただきますようお願い申し上げますとともに、 子どもたちのためにともに汗を流し活動できますことを併せてお願い申し上げます。

伊勢崎市立三郷小学校 第52代校長 小 野 義 孝